所長ブログ

2013年5月16日 木曜日

なにか、政府の言う成長産業って、あやしい...農業編

まず、コメは守るということでも構わないのですが、せっかく中国あたりへ、信頼できる日本の安全なコメとして輸出しようと努力している人たちがいるのに、旧態依然とした利権団体である「農協」あたりが、これも自己の組織防衛のためか、勝手に弱者に仕立てられた農家の代表としてふるまっているのが、すっきりしない。
少なくとも、生産効率を上げるためには農地の集約、企業の参入を行わなければ、結局コメは「日本文化」の象徴というカテゴリーに終わってしまうのではないかと思う。
まあ、戦前の小作農家の悲惨さから、農地解放が行われたわけだが、すでに70年以上も前のトラウマをスローガンに、農地法を盾に縛っているわけだが、本当は農家のためというより農林水産省が組織防衛のため、さらには農地整備と称した道路など建設工事のバラマキで、結局政治家の集票マシーンになっているのではないかというイメージはうんざりしているのではないだろうか・・・(続く)

 

投稿者 大澤清税理士事務所 | 記事URL

2013年5月12日 日曜日

なにか、政府の言う成長産業って、あやしい...製造業編

このように思っている方が多いと思うのです。まあ、円安で株価が上昇し、インフレ基調の期待があり、明るい気分ではあるのですが・・・
製造業の復活とか、町工場の技術とか盛んに、マスコミも持ち上げているのですが、そもそもそれは日本人の生真面目で勤勉な気質によるもので、日本人に画期的な発想力があるとは思えないのです。戦後の復興期や成長期、さらにはバブル期など局面は変わっても、それほどマインド面で、民族の気質・風土というものは20年や30年で変わると思えないのです。
では、なぜ今日のような状況を招いたかというと・・・
(1)少なくとも、技術的な面で新興国のレベルが上がってきたことがあり、これは歴史上、技術の伝播という宿命から致し方ないことだと思います。
(2)ということは、一義的な理由は、経済のグローバル化により、相対的に日本人の人件費が上がってきたことにあるのは明らかです。

労働法の学者や厚生労働省は、労働者の待遇をどんどん上げることを金科玉条として、自己増殖目的としているわけです。また、他の省庁にしても、民間に規制を押し付けることにより、自分たちが率先して模範を示すみたいなことで、役人たちの労働待遇がさらに有利になることを経験的に知っているから、経済産業省も文句も言えず、すべてが「組織」の理屈なわけです。
企業に無尽蔵に社会保険料を負担させ、最低賃金法や残業規制で企業をがんじがらめにしておいて、いまさら何が正社員化や雇用増加などできるのでしょうか?・・・次回は、農業・漁業について述べたいと思います。

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2013年5月12日 日曜日

さすがに、これではまずいな...

12月の年末調整から、確定申告へと、結局11月から4月までは、なんとも動けませんね。みなさんどうやって更新しているんでしょうかね?どうも、さすがに代表者はそれどころはないらしく、「職員ブログ」とか言って、交代で書き込みさせてるんでしょうね(笑)。

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