所長ブログ

2013年5月16日 木曜日

なにか、政府の言う成長産業って、あやしい...農業編

まず、コメは守るということでも構わないのですが、せっかく中国あたりへ、信頼できる日本の安全なコメとして輸出しようと努力している人たちがいるのに、旧態依然とした利権団体である「農協」あたりが、これも自己の組織防衛のためか、勝手に弱者に仕立てられた農家の代表としてふるまっているのが、すっきりしない。
少なくとも、生産効率を上げるためには農地の集約、企業の参入を行わなければ、結局コメは「日本文化」の象徴というカテゴリーに終わってしまうのではないかと思う。
まあ、戦前の小作農家の悲惨さから、農地解放が行われたわけだが、すでに70年以上も前のトラウマをスローガンに、農地法を盾に縛っているわけだが、本当は農家のためというより農林水産省が組織防衛のため、さらには農地整備と称した道路など建設工事のバラマキで、結局政治家の集票マシーンになっているのではないかというイメージはうんざりしているのではないだろうか・・・(続く)

 



投稿者 大澤清税理士事務所